アンブレラ・アカデミー
2019年2月15日にシーズン1がNETFLIXでリリース。
2020年7月31日にシーズン2がリリース。
主なストーリー
1989年に43名の女性が出産。
これらの女性に妊娠の兆候はなかったが突然出産した。
富豪のレジナルド・ハーグリーブス卿がその43名中の6名の子供を養子に引き取る。
その子供たちは所謂「超能力」を兼ね備えていた。
キャラクター
No. 1 ルーサー
怪力の超能力の持ち主。アカデミー解散後も一人アカデミーに残る。
No. 2 ディエゴ
ナイフ投げの達人。…金属を操る能力を持つ??
No. 3 アリソン
「~という噂を聞いたの(I heard a rumor ...)」というだけで人を思いのまま操れる特殊能力を持つ。
No. 4 クラウス
霊と交信できる霊能力を持つ。
No. 5 ファイブ
瞬間移動やタイムトラベルなど時空間を操る能力を持つ。
No.6 ベン
身体から謎な触手を召喚する力。
No. 7 ヴァーニャ
特になんの能力もなく、普通の子。…のはずだった子。
感想など
6人を養子にしたって言った?
冒頭でハーグリーブス卿が世間にアンブレラアカデミーというヒーロー子供集団を紹介した時に言い放った言葉ですが、養子にしたのは世間的に6人との発表でした。
ヴァーニャは最初から除け者扱いでしたね。
問題のある家庭に育った問題のある子どもが大人になったときのお話
養子として引き取られ、通常の家庭のように子供らしい生活を送るのではなく、ヒーローとして常に訓練して育ってきた彼らはいろいろな精神的問題もあり、私はそっちのほうが気になってしまってましたね。
ルーサーは自分の言いたいことが言えない人
ルーサーはNo. 1 で常にアカデミーのトップに立つ子だったの従順、ききわけの良い長男って感じでしょうか。
父、ハーグリーブス卿の言うことならなんでも聞いてしまいますが、言うことを聞くだけ止まりで自分のしたいこと、するべきことをみつける力がありません。
他のキャラクターが個性が強すぎてルーサーが薄れているのか、ただ単にルーサーの個性が薄いのか…。
個性がないのがルーサーのダメなところでもあると思いますねぇ。
ディエゴ
ディエゴは幼少期、吃音症に悩まされ、今でも緊張下ではこの吃音の症状が出てきます。
吃音症とは…
吃音(きつおん、英: stuttering,stammering)とは、言葉が円滑に話せない、スムーズに言葉が出てこないこと。「発語時に言葉が連続して発せられる(連発)」、「瞬間あるいは一時的に無音状態が続く(難発)」「語頭を伸ばして発音してしまう(延発)」などの症状を示す。ーWikiより参照
自信のない性格なのか、とても責任感や正義感の強い性格の持ち主だと思います。
その信念が強すぎて、周りの言ってることを聞けないのも問題。
大人になったらストレスのせいからなのかいじめっ子みたいなキャラになってるし、言いたい放題言っちゃうのも困りものですね。
アリソン
アリソンはいろいろと人の行動をコントロールできる能力を持つので、一見人生順風満帆のように見えますが彼女なりの悩みがあるようです。
というのもこの能力のせいでインポスター症候群を抱えているように見えます。
インポスター症候群とは…
自分の力で何かを達成し、周囲から高く評価されても、自分にはそのような能力はない、評価されるに値しないと自己を過小評価してしまう傾向のこと。ーWikiより参照
実際に彼女はかなり魅力的ですし、肉弾戦の戦闘もかなり強いと思います。
ヴァーニャに対して取ってきた酷い態度などにちょっと罪悪感を覚えているようですが、その罪悪感は当たり前なのでしっかりと覚えておいていただきたい。
クラウス
クラウスはこの霊能力のせいで霊と常に一緒の状態で、本人的にはかなり死んだ人は怖いようでドラッグ逃げてしまいます。ドラッグがなければアルコールと、自分の力と向き合わないようにするためにこういったものに逃げる傾向があります。
自分と向き合うのも怖いのに、他人、それも死んだ人と向き合うのってそんな簡単にできることじゃないよね。
クラウスにはちょっと頑張ってほしいというか、応援したくなっちゃうというか、見守りたくなってしまいますね。
ファイブ
時空間を操る能力を持つがタイムトラベル時の計算の失敗により体は子供、頭脳は大人という名探偵コ〇ンのような少年。
地球に起こるアポカリプスといっつも対決して止めようとしてますが、実際は家族想いの男の子なのかなぁと思います。
彼からはなんかこのコントロールフリークなのか、マンスプレッディングなのかちょっとよくわからないけど状況をコントロールしようと頑張りすぎだと思うなぁ。
これが少年の姿だからまだ許せるけど、大人の男や青年でもやってたらちょっとキレそうになってしまうかもしれない。
ベン
ベンが死んだときの真相はまだ明らかになっていないのでわかりません。コミックの原作でもまだ明らかになっていないことです。
とっても優しい少年のようなのですが、その力はHorrorと言われるようにとってもオソロシイものだったようですね。
ヴァーニャ
アカデミーで育ったのに、普通とされ特殊能力のある子どもたちと一緒に暮らし常に違いをみせつけられて育ってきた子です。
幼いころから言いつけで精神安定剤のようなものを服用してきました。
まぁ小さいころから溜まってたんでしょうね、裏の顔はガチ切れです。アンガーイッシューを抱えてます。
この怒りという感情をしっかりコントロールできなかった結果がシーズン1の最後ですし…。まぁヴァーニャだけが悪いという訳ではないんですが…。
幼少期からの訓練中にハーグリーブス卿に危害が及びそうになったときも、キレる傾向があったのでやっぱりもともとキレやすいメンタルの子なのかなぁと思いました。
ナンバリングはいろいろなパーソナリティ要素を含めたナンバリング?
このアンブレラアカデミーでのナンバリングは個人の強さ順、と言うことなのだそうですが私個人的には能力の強さとパーソナリティ、精神的な強さ順なのかなぁと思いました。
どう見てもナンバーワンのただの怪力+底なしのバイタリティ能力で1番強いとは思えませんがねぇ…。
ナンバーが低くなるにつれて、このバランスが崩れ能力とパーソナリティがかみ合わずに起こるひずみが大きい気がします。
マイケミのボーカルが原作
マイケミカルロマンスってバンド聞いたことありません?
私は当時2000年~2010年などかなり洋楽を聴いていたのですが、マイケミカルロマンスはあまり好きではない方でしたね。
なんでこのバンドの話しをしているかっていうと、マイケミのボーカルが原作者で、絵は他の方が描かれているそうです。
これは知らなかったので意外でしたねぇ。
S2見終わったけど面白かったですよ!
まだ放映が始まってから1週間経ってないのでネタバレないようにしっかり内容は伏せておきますがなかなか面白かったです。
まだ見てない人は是非シーズン1から見てみるのをおすすめ。
シーズン2のではヒットマンとしてスウェーデン人とされる三つ子がでてくるのですが、この方たちはスウェーデン人ではなさそうですね。
エピソード6でスウェーデン語を喋っているシーンがあったのですが、ハンドラー(女性悪役)の方が喋っているスウェーデン語はちょっと発音が酷くてあまり聞き取れませんでした。
ロシア語やら東欧系言語崩れみたいな発音でした。
ロシア語や東欧系言語を馬鹿にしてるんじゃなくて、女優さんがすごくペラペラ感を出してるわりにはペラペラと程遠い発音だったので、言語トレイナーやら家庭教師つけてもっとしっかりした発音をしてほしかったなぁと、一つ残念に思ったところです。
海外の映画で日本人じゃない人に日本語を喋られせてペラペラしゃべれる感じを出してるくせに日本語全然喋れてないのあったら「なんなんだよ」って思うのと同じ感じ。
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