テレビドラマ、「FF14 光のお父さん」を見ていろいろ思ったことなど書きしたためたいと思い記事に起こしてみました。
ドラマ「光のお父さん」の概要
- 主人公は稲葉あきお=マイディー
- お父さんがいきなり仕事を辞める
- 仕事を辞めたお父さんにFF14を進め、仕事を辞めた理由を探り出すのが目的
- またゲーム内では自分の正体(息子)を隠してお父さんに近づく
- ツインタニアを倒したら、正体をバラす目的
光のお父さんを見た感想
原作のしっかり入れ込んでほしかったところはすっぽり抜けていたのでがっかり
私はブログ版原作を読んでからこのテレビ版を視聴しました。
原作では、もともとお父さんが誕生日プレゼントにPS4をもらって、その当時友達リクルートキャンペーンで友達を誘うと2人乗りチョコボがもらえるというキャンペーンをやっていたので、ゲーマーの父にFF14のソフトとゲームタイムを購入し、続けてもらうために冒険の仕方を指南するけど息子ということは隠しておくっていう感じの設定だったんですよねぇ。
病気で手術済みだし、健康に生きておられるし、オンラインゲームの楽しみ方や大変なところをオンラインゲーム初心者のお父さんが身をもって体験していきます。
その過程でぎすぎすにめげないようお互いを励ましあったり、かといってキャリーはしない、されないので徹底的にプレイヤーとして仕込んでいかれています。
お父さんが吟遊詩人になったところとか、吟遊詩人の大切なところとかはすっぽり抜けてるので、そこにもうちょっと視点をあててほしかったなぁ~。
ドラマではお父さんやその周りの人の努力には焦点が当てられていないので、ちょっと残念に思ってしまいました。
このテレビドラマの脚本はマイディーさんが書いておられます。
私は「光のぴぃさん」や「光のでぃさん」まで読んだので、ページ数やドラマの話数的にいろいろカットしなければいけないのは重々承知の上での意見です。
むしろノンカット版も作ってほしいな~と思ったくらいです。
インゲームパートはちょっと画質が荒い
このドラマではインゲームのパートはゲーム内で撮影されています。
キャラクターや一部景色はかなりいいんですが、森や森林地帯などでの撮影がかなりぎざぎざです。
森や葉っぱの表現がもともとぎざぎざなのでぎざぎざに見えてしまうのも仕方ないとは思うんですが、キャラクターが動いていて背景も動いてるように撮影されてしまうとかなりぎざぎざが目立ってしまいます。
まぁ2年前だしな~。撮影用マシン(PC)もそんなに最新のものでもなさそうだし仕方ないところなのかもしれないですね~。
日本の俳優さんの演技はやはりイマイチ
久しぶりに日本の俳優さんが出てるテレビドラマを見ました。大体いつも海外ドラマ派なので。
いやー、やっぱり日本の俳優さんって演技がいまいちな人多いですね。
うちのパートナーさん(スウェーデン人)も、Lousy actorsと言っていたし、俳優さん女優さんの演技は彼にとってもいまいちだったようです。
このテレビドラマで私が個人的に演技力というかそのキャラの人間性とか含めてかなり好感が持てたのは、袴田君とお母さんくらいでした。
お父さん役の大杉蓮さんは2018年2月に急に亡くなられてしまって残念な人を亡くしてしまったなぁと思います。ご冥福をお祈りいたします。
しかし、いまはもう亡くなっている人をドラマで姿を見かけるっていうのも、不思議な気分になりますねぇ。
私のお気に入りキャラクター
私のお気に入りキャラクターは…室町きりんちゃんです!!
もっときりんちゃんのシーン見たかったな~。きりんちゃんのシーン増やしてほしかったなぁ~。
ディレクターズノンカット版とかでないかな~。
きりんちゃんとお父さんの触れ合いを見るとほっこりする。
うちの相方さんに「この子がタンクだよ!」って言ったら爆笑されました。 ギャップの破壊力でしょうか。
ちなみに私の相方はワールドオブウォークラフトを10年くらいやってるプレイヤーなのでタンク、DPS、ヒーラーのことくらいわかります。
「にゃんにゃんぷ~♪」とか言ってボスに突撃していくのでいろいろ笑わさせてもらいました!
ゲーマーのスウェーデン人にお勧めしてみた
私がツイッターで回ってきたブログのまとめ読みツイートから原作のブログを読みました。面白くてハマってしまったので、パートナーさんと一緒にこのドラマを視聴しました。
視聴し始めて予想以上に面白く、ゲーマーにお馴染みのシーンもあり、同世代のゲーム好きのスウェーデン人にもおすすめしています。
特にこの年代だとFF7やらのファンが多く、ファイナルファンタジーってだけでプレイしたことある人が多いです。
スウェーデン人にも受け入れられるといいなぁ。
▼ブログを読んでみた感想はこちら
www.kanajournal.com
昔のゲーム体験を思い出した
私は前にエミルクロニクルオンラインという、マイディーさんが以前にプレイしていたゲームをやっていました。
しかし、このゲームは私にとって苦い思い出や楽しい思い出、悲しい思い出が詰まっています。
特に悲しい思い出の中でこの光のお父さんと少しカブるのが、私が当時所属していたギルドのギルドマスターが癌で亡くなってしまったことです。GMはまだ当時30代(40~50代には見えなかった)くらいで、とてもショックだったのを覚えています。
いまはマッチングアプリなどもありネットで出会いを求めるのは普通になってきましたが、当時はオフ会にも初めて行ったりとネットでのお友達とリアル世界で会うという私としてはとても冒険的な行動もしていたのを覚えています。
この光のお父さんを見て、当時のことを少し思い出しました。
GMはいまごろ天国でゲーム三昧とか気楽に楽しんでいるんだろうか?当時のギルドで共にしたみんなは元気でやっているんだろうか。
きっとこのドラマはそれぞれいろんなところで、人の心に染み入ること間違いなしだと思います。ゲーマーであれ、お父さんであれ、息子であれ、なにかしらね…。