殺人を無罪にする方法について
殺人を無罪にする方法(How to Get Away with Murder)は、2014年からABCチャンネルで放送されているアメリカ合衆国の法廷ドラマである[1]。
こちらのNETFLIXでは、スウェーデンではシーズン5まで配信されています。
キャラクター
弁護士組
アナリース・キーティング…大学で講師も務める敏腕弁護士。
フランク・デルフィーノ…アナリースの独立事務所で秘書の一人として働く男性。弁護や法律を学んだ学歴はなし。
ボニー・ウインターボトム…アナリースが教えた講義で司法を勉強し、独立事務所でもアシスタントを務めた経験のある秘書。ギルモアガールズでローリーの親友+ライバル役を演じたライザ・ウェイルさんが演じている。
司法を勉強する学生たち
ウェス・ギボンズ…キャンセル待ちリストからアナリース・キーティングが講師を務めるクラスに合格した学生。ハリ・ポッターでディーン・トーマスを演じたアルフレッド・イーノックさんによって演じられている。
ロウレル・カスティーヨ…アナリース・キーティングが講師を務めるクラスの学生。両親がお金持ちだけど結構そのあたりについてはストレスを抱えている。
ミケイラ・プラット…アナリース・キーティングが講師を務めるクラスの学生。養子にもらった親とほぼ絶縁状態で自力で這い上がってきた逞しい系。
コナー・ウォルシュ…アナリース・キーティングが講師を務めるクラスの学生。頭がキレるがストレスにはかなり時間をかけて消化する系。
アッシャー・ミルストーン…アナリース・キーティングが講師を務めるクラスの学生。親が裁判官、判事などの司法系一家に生まれていろんなプレッシャーがかかっている。
殺人を無罪にする方法の面白いところ
PREP法のような手法で描かれてるドラマ
このドラマにかなり引き込まれる理由の一つに描かれる方法があります。
PREP法とは結果、結論から始めて理由や例を間に挟んでいく、ブログやビジネス文書、プレゼンなどで使われる手法だそうです。
このドラマのどのシーズンも誰かが死にそうなところや死んだところから始まります。まずは結果、結論から始まり、もちろん私たち視聴者はなんでそうなったのかという過程が気になるようになります。
誰かが被害に合ったのは歴然なんですが、それが誰なのか、どういう人なのか、最後を見るまでわからないのですごく引き込まれてしまいます。
そして、誰が死んだのかが分かっても、どういういきさつでそうなったかっていうのが最後を見るまで分からないんです。個人的にはすごく引き込まれてしまいました。
このような映画の演出方法の名前ってなんていうんでしょうかね?PREP法って呼んでいいんでしょうか?
俳優さんたちの演技も素晴らしい
学生役の俳優、女優さんたちは最初からトラウマを追うような事柄に巻き込まれパニック状態になったり、家庭状況や過去の体験などによるストレスなどいろいろ繊細に描いてます。
法廷のことや司法のことはあまり知りませんが、個人的にはとてもリアルに見えます。弁護士の討論ってとても鋭いですね。
死んだ人は死んでそこで終了じゃないことが多い
このドラマでは刑事ドラマやサスペンスと同じく人が死にます。しかしこのドラマで私がほかと違うなというところは死んだ人はそこで終了じゃないところです。
死んだ人は誰かの回想や思い出などでまだまだ頻繁に出てきます。
私はいま第3シーズンを見終えたところで、主要キャラクターと言える人がドラマの中で死んでしまいましたがまだまだ出てくることを祈っています。
あとがき
と言うことで今日は殺人を無罪にする方法についてでした。
BONESを見て科学者が殺人者という側に回ってしまったら本当に完全犯罪が成立しそうで怖いなぁと思いましたが、弁護士や司法を勉強した人達がそっち側に回ってもやっかいだなぁとこのドラマを見て感じました。