こんにちは!
今日はNETFLIXで最近見たホーンティングオブヒルハウスとブライ・マナーについて。これもまたちょっと面白すぎてみるのが止まらない系ですね。
いまは続編というか、ホーンティングシリーズの第2作目、ブライ・マナーを視聴しています。
ということで今日はこのホーンティングのドラマシリーズをお勧めしたいと思います。
ホーンティングシリーズは2018年から始まったシリーズものです。
今のところはシーズン2まで出ていて、シーズン毎に違う幽霊屋敷が取り扱われています。
なので、シーズン毎にストーリーは完結します。
私の個人的な印象は、なんだかアメリカンホラーストーリーに近い感じです。なぜかというと…
- ホラー系シリーズもの
- 人が死にます
- お化けが出ます
- シリーズ毎で同じような俳優さんを起用してます
アメリカンホラーストーリーではアメリカに実際あったお屋敷などが取り扱われていましたが、このシリーズでは小説が原作になっています。
でもこの小説もモデルになったハウスがあるという説もあるみたいです。
シーズン1 ヒル・ハウス
ホーンティング・オブ・ヒルハウスはNETFLIXのみで配信されているオリジナルシリーズです。
2018年に配信開始しており、新しいドラマではないのですが、見てみてとてもよかったです。
批評サイトからもかなりの高得点をたたき出していて、これは高得点を取れるだけあるなとは思いました。
大体のあらすじ
このシリーズではひと夏をヒルハウスで暮らしたクライン家を描いた物語です。
夏に住み込みでこのお屋敷を直して売っておお金持ちになろうという建築家の夫妻と5人の子供たちのその夏の体験と大人になってからの体験が描かれています。
おすすめポイント
女優さんの演技がすごい:ヴィクトリア・ペドレッティさん
私がこのヒル・ハウスですごいなぁと思ったところは、女優さんたちの演技力です。
私が一番すごいなと思ったのはネリーを演じるヴィクトリア・ペドレッティさん。
ヴィクトリア・ペドレッティさんを見かけるのはYouという作品以来なのですが、出演作品順でいうと、最初にヒルハウス、次にYou、その次にブライ・マナーという順で出演していました。
Youのシーズン2では主人公のジョーに負けないくらいの役を演じていてとても最後のどんでん返しでは「まじかよ」とビビった思い出もあります。
シーズン3が2021年に出る予定らしいので見る予定!
話がそれましたが、このヒルハウスのヴィクトリアさんも超絶演技を披露してくれているので超必見です。これがデビュー作だなんて信じられない!
日本語でのヒルハウスの情報や感想などはあまり見かけなくて、他の人がどう評価しているのかわからないのがちょっと残念なところです。
これを機会に広まってほしい!日本人はちょっと迷信深いスコットランド人のようなところもありますから、ホラー系はあまり人気がないとは思いますが、作り話だとおもって見てみてください!
いやー、こんな逸材がまだ25歳だなんて、将来がたのしみですね!
ってか、あの口の開け方どーなってんのー!めっちゃこわいんですけどー!!
このヒルハウスが面白いと思った要素はストーリー展開にもあると思います。
殺人を無罪にする方法のドラマのようにPREP法に近い感じのストーリー展開です。
www.kanajournal.com
こういったドラマでPREP法をやるとなると、大体誰かが死ぬ、何かが起こるという結論から始まり、私たち視聴者は「え?いやなんで?」という好奇心を駆り立てられて見たい欲がグーンと上がってしまうんですよね。
このドラマ内ではキャラクターが結構多く、家族で7人でそれぞれが違う幽霊を見たり、体験をするんですよね。それが大体10話でまとめられています。
そして一番最後に夏の終わりに何が起こったのか、兄弟それぞれとヒルハウスの関係が明確になっていきます。
このわからないところを埋めていく作業が楽しい!!というか、ワクワクしちゃう!
シーズン2 ブライ・マナー
ホーンティング・オブ・ブライ・マナーは2020年にNETFLIXで配信開始したホラー系ドラマシリーズです。
ヒルハウスに次ぐ第2作目。
ヒルハウスから同じく出演しているのは、ネル役だったヴィクトリア・ペドレッティさん、ネルの双子の兄のルークを演じたオリバー・ジャクソン=コーエンさん、次女のテオ役だったケイト・シーゲルさんなどが出演しています。
大体のあらすじ
時代は1980年代アメリカ人のダニエラはイギリスでの新しい生活を求めてオペアの求職広告に募集します。熱意で勝ち取ったオペア訪れたブライマナーはとても広大で拾い土地ですが、日が経つにつれて妙なものを見たり聞いたりするようになってきます。
この屋敷で働く人もなにか体験をしているようで…?
注目の女優さんはハンナ役の人がおすすめ
このブライ・マナー編で注目の女優さんは家政婦役のティニア・ミラーさんですね。
とても落ち着いた家政婦さんで優しく、時には子供たちに厳しい一面も見られます。
この家政婦さんは時々ぼーっとしだしてどこかへ行ってしまうのですが、このボーっとした様子も、どこかへフラーっと行ってしまうのもいろいろ理由があって、この理由が判明したときは可哀そうだなぁと思ってしまいました。
感想
ちょっとストーリー的にくどいところがあった
ブライ・マナーでは描写にかなりくどいところがありました。
それがエピソード8の元ブライ・マナーの持ち主、ヴァイオラ・ウィロウビーと妹のパーディタのところですね。
このエピソードではこのブライ・マナーが幽霊屋敷となる起点が描かれていてヴァイオラのパートが特にくどかったですね。
パーディタが十分だと言ってキレるのもわかる気がする…うちの相方さんも一緒に見てて「しつこい!!」ってブチぎれてましたからねぇ…。
きっとヴァイオラ自身がそういう一部の人がいら立つような人だったのでしょう。
私はそこまで怒りはしないけど、「話が無駄に長いなぁ…」って感じでした。
しっかり説明されてないところもあって、理解してお話に追いつくのが大変なんだけど、推理として楽しませてもらいました
このブライ・マナーではあまり深く説明がされません。
私はいろいろ推理をするのも好きなので楽しませてもらいましたが、私の相方さんは「意味わかんない」って言ってちょっと常にキレ気味でしたね
なので視聴者の観察力、忍耐力がないと結構イライラしてきてしまうかもしれません。
前置きとしてネタバレなしで解説しておくと、注目するところは服装でした。
服装が変わるとシーンやタイムラインが変わったということになっているので、服装が変わった=違う時間軸に移動したと思っていいと思います。
もし幽霊が出てきたら、服装までじっくり観察しておいてください。きっといろんなシーンでピンと来るはずです。
また先ほど挙げたこの時間軸というのもこのストーリーではめちゃめちゃでした。
文学や表現で多いのが、幽霊とか死んだ人は記憶がめちゃめちゃで順番通りにいかず、印象に残っているシーンに引き込まれていくというのが多いです。
このシリーズでも幽霊がそんな感じでした。
なので順番という概念に憑りつかれている人はちょっと理解するのが大変かもしれません。
子役さんは大変そう
見てて思ったのが、なんか違和感ある子役のセリフ。
異常にセリフが長いんです。しかも「8歳とか10歳でそんな喋り方する?」っていう喋り方で。
この違和感が鼻につくみたいで、一緒に見ていたうちの相方さんがいつもイライラしていました。
子役さんはまだ生きてきて10年とかそこらで、フィルムスクールで演技を勉強した大人や、演技をしてきて数年~数十年という人達と対等に渡り合わなければいけません。
そりゃあそういう人生の先輩と比べてしまうとすごく演技力の差があるのですが、結構頑張ってたと思いますよ。
あとがき
ホーンティングシリーズはまだ2作品しかありませんがとてもおすすめです。
一人で見るのが怖いなら、誰かと一緒に見てほしいくらい、見てほしい。
ヒルハウスとブライマナーを比べると、個人的にはヒルハウスが優勝、ブライマナーが次点ってかんじです。
ストーリーも俳優さんも素晴らしかったのがヒルハウスでした。ブライマナーは面白い手法を取っているけど、理解しづらいひともいたみたいで不親切度が一部の人には高いみたいなので次点。
あとねぇ、ブライマナーのほうは幽霊絡みのラブストーリーだった。
というわけで、ホーンティングシリーズを是非NETFLIXで見てみてください!