こんにちは!
最近マインドハンターをNETFLIXで見終えたのでその感想や面白いと思ったところをネタバレ要素なしでいろいろと書いてみたいと思います。
2017年の10月からNETFLIXで配信開始されたドラマです。
監督
監督はデイビッド・フィンチャーという表記があったのですが、エピソードにより監督が代わっているので毎回デイビッド・フィンチャー監督というわけでもないようです。
聞いたことがある名前だなぁと思ったら私が結構好きだなと思う映画をたくさん監督されておられました。
デイビッド・フィンチャーさんの代表作
映画「ゾディアック」は実際にあった連続殺人事件を元に映画化され、その犯人は今もまだ見つかっていません。
現代の科学がない時代の犯罪捜査番組
私はたくさんの犯罪捜査番組を見てきましたが、そのほとんどが現代的なものが多いです。
ここで現代的という意味なのは、体液などの物的証拠さえあればDNA鑑定やらができて、いろんな要素から犯人を絞り込んだりする技術のある時代のことです。
しかしこの時代はこういった科学的技術がまだ発達していない時代の犯罪捜査なので、できる方法としては現行犯、物的証拠、自白などかなり犯人を追い詰められる要素が限られています。
この時代の犯罪捜査は、市街の監視カメラなどもない時代なので犯人特定すらとても大変そうでした。市街のカメラってこういうところで役に立つのかぁと思い知ったところでもあります。
ドラマ内で英語だとよく使われる表現の「マンボジャンボ」、「ジュージュー」といった魔法のような優れものはない時代の犯罪捜査なのです。
シリアルキラーという単語の語源となった犯罪人を調べる
この時代ではまだシリアルキラーという単語がない時代から始まります。
サン・オブ・サムなどの連続殺人犯で、すでに牢獄に入っている殺人犯をインタビューしてこういった犯罪をするような人たちのパターンを解明しようとするところで、このシリアルキラーという単語が誕生します。
インタビューでは生い立ち、幼少時から成人までの環境、家族構成などを確認したあとで、この殺人事件について詳しく質問をしています。
相手は殺人犯ですから常人とは話すのと比べると、多少難があります。ここで犯罪捜査などでより犯罪に近いところに身を置いているFBI捜査官の出番となってくるのでしょう。
この犯罪行動科学班がなかった頃は「こういった残虐な殺人を犯す人は頭がおかしい。おしまい。」という考えがほとんどだったのですが、心理学の教授を迎えてこの殺人を犯す人達の頭の中を理解しようとするというところが興味深かったです。
ここではドラマ内では詳しく説明されていない、表記や言及のないことについて補完しておきたいと思います。
時代は1977年~
このマインドハンターではベトナム戦争も話題に出て来たりします。
特にドラマ内では時代背景の説明がないのでアメリカの歴史に疎い私を含む凡人にはわかりにくかったです。
NETFLIXのエピソード別の説明欄には1977年という説明書きがあったのを発見しました。
フーヴァーボーイズ
ドラマ内で囚人がFBI捜査官たちのことを「フーヴァーボーイズ」と言う風に呼んでいました。
大統領のフーヴァーのことを言っているのかと思ったのですが、このフーヴァーボーイズとはどちらかというと初代FBI長官ジョン・エドガー・フーヴァーのことを指しているかと思います。
「ほかにどのフーヴァーがいるの?」というところでは、第31代大統領ハーバート・フーヴァーなどが著名ですね。
あとがき
ちょっと駆け足でいろいろまとめてみましたが、いろいろと間違いがあったらすみません。
英語音声英語の字幕のみで見るのは結構大変だったのでかなり時間をかけてしまいました。
語彙が増えるかなぁ。