こんにちは!
紅茶はお好きですか?
唐突ですがTwinings(トワイニングス)という紅茶やお茶を扱ったブランドはご存知でしょうか。
イギリスの老舗紅茶会社で、その規模は世界中に及ぶほど有名でありかつ馴染みやすい価格で紅茶を提供してくれるとてもメジャーな会社です。
今日はそのトワイニングスがおくる紅茶やお茶を世界を股にかけて比較してみました。
Twiningsの紅茶のラインナップは国によって違うみたい
日本のトワイニングスのラインナップ
日本のトワイニングスではティーバッグ、ラージリーフティー、リーフティー、フルーツ&ハーブティー、インスタントティーというカテゴリ分けになっています。
ラージリーフティーとはトワイニングスが誇るテトラ型(三角錐型)のメッシュバッグに入れて、紅茶の淹れ方で茶葉がジャンプするという方法をなるべく取り入れたものです。
この日本で紹介されている紅茶は日本人の口に馴染みやすいような紅茶ばかりです。
紅茶商品一覧 | トワイニング紅茶 TWININGS TEA TIME
スウェーデンのラインナップ
スウェーデンのトワイニングスでは、クラシックブラックティー、フレーバーブラックティー、グリーンティー、フルーツ&ハーブティーにカテゴリ分けされています。
クラシックブラックティーはいつもと同じ紅茶のラインナップで、フレーバーブラックティーはブラックティーにフルーツやベリー、スパイス(チャイ)系を混ぜ合わせて味をもう少し華やかにしたものです。
スウェーデンのトワイニングスではスウェーデン人が好きそうな味がたくさんあります。
ちなみにスウェーデン語ではTeが紅茶という単語で、複数形がTeerとなるようです。
残念ながらスウェーデンではこのテトラ型ティーバッグはあまり見かけませんねぇ。ティーバッグでジャンピングさせるならきちんとティーポットを使う人が多いからでしょうか。
Våra teer | Twinings
日本のトワイニングスでは緑茶の取り扱いが格段に少ないが、スウェーデンの緑茶の量は半端ない
緑茶が本場の日本ではほかに緑茶を扱う会社がたくさんあります。そこで外国からのブランドのトワイニングスが緑茶に力を入れるのも無駄なので、トワイニングス(日本)ではほとんど緑茶がありません。
しかしスウェーデンでは!
緑茶だけで10種類あります!
緑茶が簡単に手に入るのはこのトワイニングスがスーパーマーケットに荷下ろしできる力のある会社であるおかげだったりします。10種類あると言いましたがスーパーにちゃんと10種類並ぶほど品揃えは豊富ではないと思うので、この中からまたさらに選択肢が縛られる感じです。
なんでこんなに種類があるのかというと、純粋な緑茶というほかにいろいろ混ぜてしまってます。緑茶とアールグレイだとか、レモンだとか、マンゴー&ライチだとか。
スウェーデン人はナチュラリストというか自然を大切にするのが好きな割に、緑茶の草臭いのがあまり好きではないようです。相方のお母さんに抹茶飲ませたら「匂いがダメ!ウエエッ」って言ってました。(ウエエッとはちょっと大人気ないなぁと思ってしまいました)
芝を刈った直後の匂いは好きな人でも抹茶の匂いはダメなそうです。
この緑茶の匂いをかき消すためにいろいろなものを入れてるのかなぁと思いました。
日本人だったら、「邪道!」と言って飲みたがらないかと思います。私もその中の一人でしたしね。
グリーンティー/マンゴー&ライチーを飲んでみたら意外と美味しかった
私のパートナーのお姉さんが泊まりに来ていた時に「このグリーンティー買ってきたー」とマンゴー&ライチーを見せられたのでとりあえず飲んでみることにしました。
意外と美味しかったです。
緑茶特有の渋みやえぐみのようなものが消えていて、フルーティーな香りと酸味が楽しめます。お茶の色は緑茶なんですが、緑茶じゃなくなってたと思います。
フレーバーティーだと思って楽しんでしまいましょう。はちみつ入れたらホントにフレーバーティーでしたよ。
緑茶は紅茶やお茶の中ではかなりカフェインの量が少ないので、午後に飲んでも安心なのがいいですね。
お土産にいいかも
自国のトワイニングスの紅茶はかなり独自の味のものがあったりします。
日本のラインナップでは、オレンジアールグレイ、オレンジペコ、ピーチオレンジなど、オレンジを加えた味が多いですがほかの国にはなかったりします。
スウェーデンのラインナップではこのあり得ない10種類の緑茶の他に、ベリー系ブラックティーやアップルシナモン+レーズンというクリスマス風の紅茶などが日本では見かけないラインナップとなっています。
自分や家族のお土産や、紅茶好きの人へのお土産にも良い気がします。
私の近所のスウェーデン人には甘すぎるの嫌いという人もいるので、そういった人には日本の煎茶、ほうじ茶をお土産にするのももちろんアリです!
スウェーデンではもちろんコーヒー好きが多いのですが、夜にコーヒーを飲むと寝れなくなったり寝つきが悪くなってしまうため、紅茶とコーヒーが両方あって時と場合に合わせて飲んでいる人が多いです。
あとがき
という訳で今日は紅茶についてまとめてみました。
日本やほかの国をあちこち行ったりするという人は是非お土産の対象として取り入れてみてください。
そんなに高くないお土産なので身内や自分へのお土産にピッタリかと思います。
「トワイニングスなんて日本でも買えるし…」と言う人もいますが、日本で手に入れられない紅茶を手に入れて日本で飲む、海外では手に入らない紅茶を手に入れて海外で飲むというのがポイントです。