かなじゃーなる

自分の好きなもの(ゲームなど)とたまに海外暮らしについて書いています。

【スウェーデン在住1年目】スウェーデンに引っ越してよかったところと大変なところ

こんにちは!暮らしのスウェーデンの時間です。

今日はスウェーデンに引っ越してよかったところ、大変なところをまとめてみたので紹介してみたいと思います。

ちなみに以下は私の個人的な意見でもあるので、個人差があると思うのでご了承ください。

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スウェーデンに引っ越してよかったところ

地震がない

日本と違ってスウェーデンは活火山がなく、ユーラシアプレートの比較的中心地店に位置しているため地震がほとんどありません。

2008年にはマグニチュード4ほどの地震があったそうですが、滅多に地震は感じませんし、ここ2年スウェーデンに住んでいて地震を感じたことはありません。

地震がないので津波もないし、自然災害と言えば猛暑の山火事くらい。

どこの家も木造が基本ですし、棚が倒れてくる心配もしなくてもいいのでとても気が楽です。

エアコンがなくても夏が涼しい

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Photo by Pontus Wellgraf on Unsplash

私はストックホルム県くらいの緯度に住んでいますが、夏でも暑くなって30℃前後くらいまでしか上がりませんし、基本的には過ごしやすい18℃~25℃くらいの気温がほとんどです。

冬は寒いけど、夏は涼しいので電気代もそんなにかかりません。

スウェーデン人にとっては24℃は汗かくくらい暑いみたいだけど、私に取ったらちょうどいい気温です。

よく「こんな暑いのによくそんな涼しい顔して長いパンツ履いてられるわね」って言われるけど、耐えられる温度が元から違うんですわ。

28℃超えたらハーフパンツになりますわよ。

英語が通じる人が多い

もともと私は英語を勉強するのに熱心で、相方さんともずーっと英語でしゃべって暮らしていますから、それなりに英語はしゃべれます。

相方さんも日本語を勉強してそれなりに話せるし、私もスウェーデン語勉強してそれなりに話せるけど、お互いの言語で意思疎通できるコミュニケーションができないため、英語で話します。

スウェーデンでは学校にしっかり通っている若者は英語は話せるし、学校をさぼりがちな子でも言いたいことを言えるくらいまで喋れます。

年配の白髪を蓄えたご婦人や紳士も英語が堪能である場合があるので、英語ができるとそれなりに意思疎通ができます。

若者は英語を話すことに抵抗がないけど、年配の方は結構「スウェーデンにいるならスウェーデン語話しなさい」のようなスタンスの方が多いですけども。

電源を設置しているところが多い

スウェーデンはカード社会、インターネットがより普及しています。

ストックホルム県の長距離青バスでは、フリーWifiがあったり、電源(USB接続式)がついているので移動中でも各所で充電ができたりしてとても便利です。

スウェーデンに引っ越して大変なところ

冬が長くて暗い

実際にこちらでは雪が降り始めるのは12月か1月くらいですが、その年によって違ってきます。

しかし一番感じるところは暗い時間が長くなるところです。

冬の季節では午前9時頃に陽がでてきて、午後3時には暗くなり始めて、午後4時には陽が落ちてます。

日本では夏では午後6時~7時、冬では午後5時に陽が落ちるという生活を20年以上もしてきただけに違和感しか覚えないです。

逆に夏は日照時間が長すぎて、午後9時に陽が落ちるとかいう感じなので時間の感覚が狂いまくりです。


こちらスウェーデンでは田舎暮らしのため、村の通りには街灯が立っていないので、それぞれの家が明りをともしていなければ夜はピッチブラック。

スウェーデン語が難しい

ある程度英語を勉強したのでそれなりに役に立ちますが、ドイツ語に近いスウェーデン語は日本人にとっては結構習得に時間がかかる気がします。

ドイツ語やフランス語を大学時代から勉強しているという人は全然問題ないかもしれません。

周りも「外国人がスウェーデン語を習得するのは難しい」という理解があるので良いんですが、ものすごい早さでしゃべるので会話についていけません。

毎回「ゆっくり喋って」っていうのもめんどくさくなってくるので、静かにスウェーデン語ラジオ聞いてる方がいいな。

www.kanajournal.com

物価が高い、外食が高い

私はもともと家で自炊して食事するのが普通なので平気ですが、こちらの人は結構外食で済ましてしまうことが多いです。

しかし外食って結構高いんですよねぇ。

しっかり食事をするなら基本1000円以上払うのは当たり前ですし、牛丼ペロッと食べて安く済ませたいってなるとホットドッグになってしまいます。

ホットドッグで腹は膨れないぜ…。

レストランのサラダも普通に1000円近くしたりするし、ほぼ人件費と税金にかけてる料金がほとんどです。

季節の食べ物が少ない

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日本だったら、春は桜餅があったり、夏は詰めたい麺類を食べたり、鮭やさんまを秋に食べ、冬にはおなべやおでん、すきやきがあったりします。

スウェーデンというとそういうたべものがほとんどないのです。

夏は果物が豊富にとれる時期で庭のあちこちに果物がなるけど、おなべやおでん、すきやきなどほっこりあたたまる食べ物っていったらシチューくらい。

夏にはシルというわれる酢漬けの魚やサーモン、ポテトを食べ、その語世界で一番臭い魚を食べるイベントがあったり、ザリガニを食べるイベントがあったり、クリスマスは美味しい食べ物が並ぶけど、おせちやクリスマスに食べるものは季節によって食べる食べ物とはちょっと違う気がします。

下着や水着のサイズが合うものが少ない

私は日本人でも一般的な小柄な方ですが、スウェーデン人と比べるともっと小柄になります。

そのため、水着や下着を探そうとするとなかなか合うものが見つかりません。探しているところが間違っているのかもしれませんが…。

水着などは一着は日本から持ってきておいたほうがいいですよ。

あとがき

スウェーデンの良いところ、大変なところを挙げてみました。

もちろん日本に住んでいて大変なところや良いところもあるのでどっちもどっちという感じです。

大変なところも時間が経てば慣れるように、時間が解決してくれると思っているのでそんなに嫌ではないです。

その土地の習慣や規則に慣れるのは大事なことなので、ゆっくりと自分のペースで慣れていきたいと思います。