こんにちは!
髪をバッサリ切った私です!
スウェーデンに来てからこの方ヘアサロンなどに行く勇気や余裕もなく、髪の毛が長くなりすぎていろんな方向に引っ張られて首や肩のコリが激しくなってきたのでバッサリ切り、もったいないので寄付しようと思い、その過程をまとめることにします。
寄付した髪の毛の多くは病気が原因だったり、治療の過程で髪の毛を失ってしまった子供や女性のためのウィッグを作成するのに使われます。
自分の要らなくなったもので誰かが幸せになるのって素敵ですよね。
スウェーデンに限らず、世界中で髪の寄付は行われてるので何か機会があれば試してみることをおすすめします!
ヘアドネーションのやり方
切る前にチェック
寄付する髪はいろいろと寄付できる条件があったりしますので、ここら辺満たしてるかどうかしっかりチェックしてからヘアドネーション用に髪を切りましょう。
この条件は日本でのヘアドネーションの基準とほぼ同じです。
- ヘアカラーで傷んだ髪は寄付できません。送っても処分されるかも。
- 切るときは上と下で数か所(2~3など。長さにもよります)に結んでから切る。(太い1本だと結んでも緩い部分がありほどけて髪がバラバラになるので、数本に分けて結びましょう)
- 濡れた髪は寄付対象になりません。しっかり乾いた髪を寄付しましょう。
書類を書く
髪の毛を切ったら、今度は送る場所宛てに書類を書きます。
今回私はスウェーデン在住のため、Änglahårというところに送ることになりました。
これは私の相方のお姉さんから教えてもらったのですが、彼女はヘアサロンで働くヘアスタイリストなので一応信頼しております。
"anglahar.se"
Donera hårのセクションにあるPDFをダウンロードして印刷します。
あとは大体この書類を書くだけ。上の部分は自分の居住場所や電話番号などの情報を書くところで、そのあとは「寄付者としてウェブサイトに名前を出していいですか?」とか「Änglahårからニュースレターを受け取りたいですか?」、「髪の毛を寄付することになったきっかけなどをウェブサイトにのせてもいいですか?」といった質問に答えた後、日付とサイン書いて出来上がりです。
この後半の罫線部分にはこの髪の毛を寄付することになったきっかけなどのストーリーを書きます。
書類が書けたら書類と髪の毛を一緒に送るだけ。宛先は印刷した紙の一番下に書いてあります。
あとがき
こういった寄付した髪は病気や治療の過程などで髪の毛が抜けてしまった子供や女性などのウィッグとして使われます。
とても良いことしてると思うんですが、中には「そこまで髪の毛伸ばしてて気持ち悪い」とか「人の髪の毛送りつけるなんて気持ち悪い」だの「〇〇さんに送ってあげれば?www」みたいな中傷発言が多くてがっかりします。
ちなみにスウェーデンでは寄付の他に売却という選択があり、多くの人は売却しているらしく「売るの?」と先に聞かれます。この売却先はシアターなどのため、お芝居で使われるウィッグに使うようです。