こんにちは!
今日はスウェーデンの植物、フレーデルについての観察記です。
写真手前の小粒の花がもさもさっとあるのがフレーデルです。
セイヨウニワトコ/フレーデル/エルダーフラワー
この樹木は小粒の花を咲かせる樹木でうちの敷地内にいくつか原生してます。
小粒の花からおしべが5本ずつポインポイン飛び出ているのが特徴です。
いい匂いがするのですが、保存があまりきかないので摘んだその日に処理をします。
ほとんどはドリンク類に使われます。
水にいれるとほのかにこの花の匂いが香るいい匂いのお水になって美味しいです。
イケアでは、このエルダーフラワーのサフト(水と割って飲むシロップ)が販売されてます。日本ではイケアくらいしかこのシロップの入手先がないんですが、スウェーデンに入ればどこのスーパーでも手に入れることができる身近なものです。
www.ikea.com
保存がきかないとは言いましたが、一応摘んですぐに袋にまとめて冷凍庫に入れておくと少しだけ保存がきくらしいですが、すぐに使わないと見た目があまりよくなくなってしまいます。
この摘んだエルダーフラワーも、水に差しておいてもどんどんしおれだし、一晩で悲しい見た目になってしまっていました。
葉もしっかり左右対称に生えていて、摘んだ当初は普通でしたが一晩でしおれてしまいました。
生薬としても使えるらしい
このエルダーフラワーの花は風邪、花粉症、咽頭炎、関節炎の治療や緩下剤に使用できたりもするらしいですね。
おねしょにも良いものらしい。
風邪、夜尿症に花10グラムを水400 ㏄で半量にまるまで煎じて、温かいまま服用する用法が知られる。 -Wikipediaより抜粋
あとがき
エルダーフラワーの開花シーズンは6月~7月なので、年中この花が手に入るというわけではなく、このシーズンだけ楽しめる旬のものとなっています。
うちの相方のお父さんは今年はこのエルダーフラワー、ルバーブを使ってシャンパンを作っているみたいです。
それはそれはいい匂いでした。
ちなみに書き出しに使ったのはMoleskineという手帳で色はイエローのハードカバー、無地です。
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